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デジタル化でグロースハックも広まるか

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どんな事をやるのか

グロースハックという言葉を近年聞くようになったと思いますが、具体的にどんな事をやっているのかご紹介します。

そもそも「ハック」とはという所からですが、元々は情報通信の分野で使われる言葉でコンピュータに不正にアクセスする「ハッキング」といった悪い意味で使われることがおおかったのですが、一方で日常生活の生産性を高めるテクニックのことを「ライフハック」といったりもしますし、現時点だとハックとは「生産性を高めるテクニック」といいう理解でおよそ間違いはないかとおもいます。

ご紹介する「グロースハック」はグロース「成長」をハック「生産性を高めるテクニック」となりますが、ずばりデータ分析と情報技術といったテクニックによって製品やサービスを成長させることを指します。

何故注目されるようになったのか

通信インフラが整備され、スマホが普及した事によって利用者の動向が定量的に把握できるようになったのがポイントです。

ひと昔まえガラケーの3G通信ではWebページに表示できるデータ量に上限があり、利用者にストレスを与えないよう極力ページを軽くする工夫が必要でしたが、4G通信で高速になり、ケータイ所有者のうち9割超が所有するスマホという小型PCで大量のデータを扱えるようになりました。

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サプライヤーの側面としては製品やサービスを構成するアプリケーションの開発コストがさがりました。
ゼロから作らなくてもライブラリやフレームワークを導入する事で汎用的な機能が提供され、その分を成長させる部分の作り込みにコストを割くことができるようになりました。
さらにスマホアプリやWebサービスは機能の変更があってもサーバにアップロードすればすべての利用者に変更内容を反映できるため、トライアンドエラーで施策を実行しやすいのも特長です。

デジタル化で必須の役割がグロースハッカー

データを起点に成長するための施策をサービス自体に組み込んでいくのがグロースハックですが、データを分析するマーケティング業務とモノづくりを行う開発業務をひとつのチームとして機能させる必要があります。

マーケティング部門発でチームを構成すると、これまでのマーケティング手法の域を出ませんし、開発部門発で構成するにしても改善策の裏付けが必要なので、両方の要素をグロース担当としてハイブリッドする事によって成長を促進するのが狙いです。

グロースハックはもはやIT企業の専売特許ではありません。デジタルの売上貢献が大きい場合はグロース担当の立ち上げを検討してみてはいかがでしょうか。


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