スタディクリップの代表ブログ

IT活用してスクール事業の持続的な成長をサポートしています。

代表プロフィール

青木 亮(あおき りょう)のプロフィール

1980年生まれ。神奈川県横浜市の出身で、小・中学生のころは水泳やバスケットをやっていましたが、高校生になるとアルバイトと麻雀にあけくれ、学校はサボりがちになり、遊びほうけた青春時代を過ごしていました。

ITに出会うまで

高校はなんとか卒業できたものの、勉強から解放されてせいせいしたのをよく覚えています。
当時は「勉強」に対してネガティブな印象しかなく、大学に入ってもどうせ遊び呆けると思いましたし、これ以上親に学費を払わせるのも悪かったので、卒業後は手っ取り早くお金を稼げるかと思い、伝手を辿って土木や内装といった工事現場で働くことにしました。

当時の工事現場はだいぶ不衛生でしたし、ツラくて無断欠勤してしまった日もありましたが、それでも仕事を覚えて任せてもらえるようになると、自然に責任感が芽生えて率先して仕事に打ち込むようになりました。

任せてもらえると仕事が楽しくなってくるし、知恵をつけないと生産性が上がらない事にも気付きました。そこで必要にかられて勉強をはじめましたが、学生のころのようなネガティブな感情は一切無く、学ぶことが不思議と面白くて仕方なかったのです。

学んだ事を仕事で活かして間違った事は軌道修正、そして足りない事は勉強しなおす。仕事を始めて数年経ってからはそんな日々でした。
そして一念発起して以前より興味のあった情報処理を学ぶのに専門学校へ通うため、約4年働いた内装の仕事を辞める事にします。

専門学校は1年間だけですが、情報処理の基礎を学んだのち後述のソフトハウスへ新卒入社。それが23歳の時です。

いま思えば工事現場での経験はITエンジニアに必要な合理的・論理的な思考を育んでくれたと感じています。

ITエンジニアに転身してからも業務の傍ら仕事や興味のある事に関しては片っ端から本を読んで勉強してきましたが、それが全く苦にならなかったのですよね。
いまとなっては当たり前ですが、知らない事があれば勉強しますし、これからも本・ネット・人から様々な事を吸収していくと思います。

学生時代あんなにイヤだった勉強ですが、自分の意思なら面白いし世界が広がることに気付けたのは転換期でした。

IT業界での職務経歴

2004年に新卒で神奈川県川崎市のソフトハウスに入社、組み込み系の受託開発を行う部署に配属されたところから僕のIT業界でのキャリアがスタート。

この会社は3年半ほどお世話になりましたが、ソフトウェアエンジニアとして経験をそこそこ積んでくると自分で考えた製品を作りたいとふつふつ思うようになるのですよね(エンジニアの性ですかね笑)。とはいえ業務で身につけた事を活かして何かを作るにしても、ハードウェアの調達やらお金がかかりスモールスタートするにしても当時はハードルが高かったです。であればインターネットならサーバーさえ借りればなんとかなりそうだなと考えて2008年に地元横浜のWeb制作会社へ転職する事にしたのです。

Web制作会社ではフロントエンド・バックエンド・インフラと覚えるコトが多くて当初は苦労しましたが、プランナーやデザイナーといった非エンジニアの方とも会話しつつ要件を形にしていく過程を経験できたのはとても良かったです。

ただこの会社では自社グループのWeb制作がメインだったため、やはり業界で長く仕事をしていくには外へ目を向ける必要があると思い2010年にSIerへ転職します。

SIerに転職してから数ヶ月は社内で受託開発のプロジェクトリーダーをやらせて頂きましたが、その後はSES(常駐開発)で外に出っぱなしでした。

SESをやられているエンジニアの方にありがちな事ですが、1年くらいそんな日々だと帰属意識も正直薄れてしまい、会社に所属する事のメリットを感じなくなったため、2011年に退職して独立するコトにしたのです。

独立と同時に株式会社を設立して今年で10周年を迎えます。この10年はたくさんの失敗もしてきましたが、お客さまに恵まれて何とかやってこれました。やってきた事は要件定義、設計、開発、テスト、マネジメント、各種調整ごと・・とWebシステム開発の各フェーズで多岐にわたりますが、選り好みしている身分でもないと肝に命じて求められる事は何でもやってきました。現在は実装・開発寄りのWebディレクターというポジションでクライアントワークに従事しつつ、自社サービスとしては教育系メディアを運営しています。

事業ドメイン

大学に行って学び直したいなあと思った時期もありましたが、インターネットとスマホがあれば必要な情報はいくらでも入手できる時代、いまとなってはその気持ちは薄れているのですが、知識欲というのは自分の中で変わらずに存在しています。

日本はいまだ学歴社会な側面があるので、大学を出ていないと不利なシーンが度々ありますが、勉強の楽しさに気付いたのが学生の時でなく、社会に出てからだったのはもったいないなあと思いました。

学歴がその後の人生を保証するものでは決してありませんが、可能性は広げてくれます。子どもや学生の方に向けて学ぶっておもしろい事だし、人生を豊かにしてくれるものなんだよって事を伝えていきたいと思ったのがキッカケで会社の事業ドメインを「教育」にしようと決めたのです。

事業開発は道半ばです、まだ試行錯誤が続くと思いますが、これからもテクノロジーで教育が少しでも楽しくなるお手伝いができればと考えております。

最後までお読みいただきありがとうございました。ツイッターもやってますのでぜひ交流させて頂けると嬉しく思います。

株式会社スタディクリップ
代表取締役
青木 亮