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いまさらですが「7つの習慣」を読みました。

有名なので知ってはいましたが、原著は難しそうだったので敬遠していたのですよね。
たまたま読みやすそうな本を見つけたので読んでみる事にしました。

タイトルが「13歳から分かる」なので、読む前は物足りなさを感じるかなと思っていましたが、大人が読んでも十分に読み応えがあり、読み終えたあとも定期的に読み返したいと思わせる良書でした。

もしかするとこの入門書に出会わなければ7つの習慣は読まなかったかもしれません(笑)
「7つの習慣」編集部の方々には本当に感謝しております。

7つの習慣は大きく「私的成功」と「公的成功」に分かれているのですが、私的成功とは1.主体的であり、2.終わりを思い描くことからはじめ、3.最優先事項を優先し、公的成功とは4.Win-Winを考え、5.理解に徹し理解され、6.シナジーを創り出すと定義されています。そして1~6の習慣を発揮できるよう7.刀を研ぐ、のです。

まず1~3の習慣は私的と書かれているとおり内面みがきにあたります。
3.最優先事項を優先するでは、行動を第Ⅰ領域から第Ⅳ領域まで分類し、第Ⅱ領域の「緊急ではない重要なこと」の時間を増やすべきと書かれていて、確かに振り返ると第Ⅱ領域以外の事にかなりの時間を費やしてきたとは思います。
とはいえ第Ⅱ領域を優先しすぎるのも自分本位でドライになりそうな気もするので、人間関係のバランスを見つつ第Ⅱ領域を増やす事を意識しようと思います。

また「影響の輪」では自分で変えられない事に時間を使うのではなく、自分が変えられる事に時間とエネルギーを使うべきと書かれています。
まわりからの評価や起きるかもしれない失敗を気にするのは時間のムダなので、やるべき事をやろうという事ですね。

続いて4〜6の習慣では組織や人間関係での振るまい方が書かれています。会社などの組織で日々おきる問題はだいたいが人間関係が元になっている事が多いように思います。
実際「Win-Win」や「シナジー」というと実社会では理想論だと感じる方もいるかとおもいますが、そこはパラダイムシフトによってネガティブ思考などの偏見から切り替える必要があります。
基本的にはWin-Winを目指すよう努力するが、それでも実現できなければ「No Deal」、つまり見送りの判断をくだすのが双方にとって良い場合もあるという考え方です。

以上カンタンにご紹介しましたが、私もひと通り読んだものの本質論なので一朝一夕で身につくものではありません。
書斎の目の入りやすいところに置いて、これからも普段の仕事や人間関係において意識しつつ体得していければと思います。


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